ショパン ピアノソナタ第２番 変ロ短調 作品３５

ショパンといえども訳のわからない曲を作ることもあるのです。
その代表作（？）が、ピアノソナタ第２番かも？
ソナタとなっていますが、全然ソナタらしくないのです。
”４曲から成る組曲”として聴いたほうがすっきりするかも？
特に第４楽章は、なんじゃこりゃ～と言いたくなります。
わずか２分たらずの楽章。風が一瞬にして吹き荒れるような感じです。
当時は、世間から理解されなかったようですよ。
第３楽章は、有名な葬送行進曲です。
ショパンの葬式の時、この葬送行進曲がオーケストラに編曲されて演奏されたそうです。

ラフマニノフ＆ショパン：ピアノ・ソナタ第２番　他／グリモー（Ｐ）

ショパン：ピアノ・ソナタ第２番「葬送」・第３番／バラード第３番　他
ジュリアス・カッチェン（ピアノ）

ショパン　ピアノ曲全集
イディル・ビレット（ピアノ）
１５枚組　￥11,550（税込）

ショパン ピアノソナタ第１番 ハ短調 作品４

ショパンはピアノソナタを３曲作ってます。
よく演奏されるのは、２番と３番です。
でも、この２曲って、全然ソナタらしくないと思いませんか？
確かに２番、３番のソナタはとってもいいですよ。
でも、ソナタとして聴くなら、１番かな～？って思うんですけど。
ソナタ形式に忠実に従って作曲された第１番。
習作的な作品ではあるけど、第３楽章なんかは、ノクターン風で、うっとりしちゃいます。

ところでソナタ第１番が入ったＣＤって出てるのだろうか？ 探したらありました！

いずれも１番２番３番セットで入ってます。

ニキタ・マガロフ（ピアノ）

エヴァ・ポブウォツカ（ピアノ）

ショパン　ピアノ曲全集
イディル・ビレット（ピアノ）
１５枚組　￥11,550（税込）